1960年代、ロンドンのファッション界に革命を起こした
Mary Quantの重要性は
音楽界のビートルズに匹敵
するものです。
ピーター・バラカン
(ブロードキャスター)
今どき、ミニスカートは流行らない。
数えきれないほどの選択肢から好みの
ボトムスを選び、街を駆ける。
そんな今日の私たちの足さばきひとつが、
マリーのもたらした解放の成果なのだ。
それを知ればきっと、マリー・クワントとミニスカートが
いっそう眩しく、愛おしくなる。
瀧波ユカリ(漫画家)
曲がった脚も、太い脚も、若い脚もしなびた脚も、
マリー・クワントのミニに共鳴した。
「若さ」と「自由」の象徴、見たこともない新鮮さ、
ミニは眩しいほど輝いていた。
深井晃子(キュレーター、服飾研究家)
この度の映画公開に際し、心よりお慶び申し上げます。
マリークヮントが日本に上陸して半世紀、
マリー・クヮント氏が創り上げたブランドと共に歩んできた
道のりは私たちの誇りです。
「自由に 自分らしく」これからもこの精神と共に歩み続けます。
中山 ユカリ
(株式会社 マリークヮント コスメチックス
代表取締役会長)
世界中にミニスカートの大ブームを巻き起こした
マリー・クワント氏の生涯は、まさに「自由に 自分らしく」。
着たい服を着る楽しさを再確認させてくれました。
この映画は、そんなファッションの原点を考えるきっかけとなることでしょう。
相原幸子(文化服装学院 学院長)
ボクが高校生だった頃 ミニスカート旋風が押し寄せてきた。
階級社会イギリスで、女性のお洒落は中・上流社会のものだった。
台風の目となって、それを破壊し、
20世紀後半のファッションに革命を起こしたのは、
デザイナーであり実業家でもあったマリー・クワントなのだ!
久米宏(フリーアナウンサー)
「私はどうありたいか」を真摯に見つめ、
表現し続けたマリーの生き方に勇気を貰えます。
旧い価値観に囚われず、大切な人たちと協力しながらキャリアを積んで、
人生を豊かにしていくマリー…私もこんな風になりたい!
竹内絢香(漫画家・イラストレーター)
1960年代の風俗やカラフルなファッションを堪能できる、
と思って観ていたのですが、たとえばあたらしいバンドとか、
あたらしいレーベル、あたらしいビジネス、いままで誰もやっていなかった
あたらしいことをやってみよう、と考えている人には、
なにか大きなインスピレイションを与えてくれる映画でした。
いっぽう、ひとつの時代を築いた、この世界になにがしかの爪痕をのこした、
と考えている芸術家、あるいは起業家の人には
「退きぎわ」についてヒントをくれる映画でもある。
ジャン・リュック・ゴダールとウィリアム・クラインとラムゼイ・ルイスの
亡くなった翌日に試写を観て、そんなことを考えました。
小西康陽(音楽家)